先輩の働き方

Our job

私たちの責任と役割
そして使命

Our job

失敗を恐れずチャレンジすることで
視野を広げながら自分の専門性を高められるかわしんというフィールド

高津支店 融資係

山本 祐太朗 入庫8年目

「若いころからできるだけ広い業界と関われる仕事に就きたい」という思いで就職活動をしていました。業界は絞らず、多種多様な会社を回っていました。両親が医療従事者ということもあり、医療系の仕事を考えたこともあります。かわしんを就職先に選んだ理由はいくつかありますが、ほかの会社と比べて、長い時間をかけて丁寧に面接をしていただいたこと、その面接で「幅広い業界と関わる金融業界で経験を積むことは、これからの長いキャリアで非常に強みになる」と言われたことは、大きく心を動かされました。いろいろなものを吸収できる場所から社会人をスタートすることが、自分にとってプラスになると信じ、就職を決めました。

1日のスケジュール

1 day schedule

8:30 出勤
開店準備
9:00 窓口業務
12:00 昼食
13:00 窓口業務
15:00 締め作業
事務作業(稟議書作成、翌日の準備など)
お客さま訪問
17:30 退勤

● 融資係の仕事

緻密な計画で、お客さまの要望に
迅速・的確に応える

融資係の主な業務は、個人・法人のお客さまの要望を伺い、必要な資金をご融資することです。不動産取得、
学資資金、事業運転資金など、お客さまの要望はそれぞれで異なります。窓口にご来店いただいたお客さまのお話を丁寧にお聞きし、融資の検討と審査、場合によっては融資の繰上返済などにもお応えしています。その他にも、融資の返済が延滞されている方への相談対応、財務登録なども融資係の業務です。融資は、お客さまの人生設計に深く関わる重要な仕事です。融資の進め方が法律・制度に抵触していないか、スケジュールに間違いがないかなど、細心の注意を払いながら、お客さまが納得するかたちで迅速かつ的確に対応する必要があります。

Data

毎日のしごと

今から約1年半前に融資係に配属されました。それまでは、前の勤務先である大倉山支店時代と合わせて5年間渉外係を担当していました。渉外係でも融資案件に携わっていましたが、件数は少なく融資係の仕事に苦手意識を持っていました。現在所属している高津支店では、不動産に関する案件が多く、またコロナ禍で「新型コロナウイルス感染症特別貸付(コロナ融資)」の需要も多かったことから、さまざまな案件を担当することで、少しずつ融資の業務を学び、自信がつきました。”融資”という特定分野を自分の強みとして磨いていける融資係の仕事に、いまはとても魅力を感じています。

お客さまの「おかげさま」のことばがやりがい

日々の仕事で印象に残っているのは、やはり「おかげさま」と感謝の言葉をいただけたときのことです。渉外係に限らず、融資係でもお客さまのお役に立てたと感じられたときが最も楽しく、やりがいを感じます。
特に具体的な形になる融資、たとえば自宅建築資金、車購入資金としてご融資を行い、後日「山本さんのおかげです」と言われたときは、自分の仕事がお客さまの手助けになったと、喜びもひとしおです。これも融資係の魅力の一つだと思います。
融資業務は、貸付額の総量や金利の上限など、細かく法律で定められています。また、相談からご融資した資金の口座への入金までの期間も長く、法務局、保証会社、司法書士など、さまざまな機関・職種と連携する必要もあり、難しさもあります。私自身、融資係としては1年目ですが、お客さまにご迷惑をおかけすることがないよう、法制度の確認や各種関係者とのスケジュール調整など、周到に準備し、段取りよく進めることを心がけ、精進しています。

資格取得で、仕事に対する”視力”が上がったと実感

今から約2年前、中小企業診断士の資格を取得しました。一定の要件を満たし審査に合格すると、外部の学校に通う費用などのサポートを受けられる、庫内の中小企業診断士養成制度を活用しました。
資格を目指すきっかけは、先輩から、「世界が広がる」といわれたことです。診断士仲間と一緒に勉強したり、意見交換の機会もあり、人脈が広がるとの先輩の言葉にも心が動かされました。
経営コンサルティングという業務にも興味を覚えました。金融機関の業務は法令遵守が大原則であり、「法令等にあてはめる」という性質のものが多いため、気がつくと視野が狭くなっていると感じることがありました。金融以外の視点をもつことで仕事の幅が広がる、ひいてはそれが金融業界で長く活躍するための武器になる、と考えました。
また、金融は血液とよくいわれますが、中小企業診断士は、その血液の循環をよくして会社の隅々まで行き渡らせる医者のような存在です。もしかしたら両親が医療従事者であることも、資格に興味をもった理由の一つかもしれません。
中小企業診断士の資格を取得する過程で、法務や財務はもちろん、情報システムなど、中小企業の経営に関わる知識を幅広く学びます。
それらの知識が身につくことで、お客さまとの会話が深まり、これまで気づかなかったことも気づくようになりました。取得した資格が仕事に対する視力を上げてくれたと実感しています。

失敗することで成長できる

かわしんにはそれを支える体制がある

誰でも新しい環境には不安を覚えるものです。私自身、新人のころは何もわからず、この書類をシュレッダーにかけてもいいのかというレベルで困っていました。
ただ、困ったことがあれば、周りの人に頼ればいい。分からないことをきちんと伝えれば、丁寧に教え、フォローしてくれる上司・先輩が、かわしんにはたくさんいます。私自身、渉外係と融資係を経験し、たくさんの失敗をしてきました。それらを伝えることで、「転ばぬ先の杖」になれると思っています。
だから後輩や、これからかわしんで一緒に働くことになるに人たちには、「何も怖がらず、いろいろとチャレンジしてほしい」と伝えたいです。先輩たちも同じようにして成長してきました。私が入庫したとき「君たちの失敗ごときで揺らぐようなかわしんではない」と言われたことをよく覚えています。「どんどん失敗してください」とも言われたのですが、本当にその通りで、ミスをしたときも上司や支店長にサポートしていただきました。かわしんには組織として対応できる強さがあると思っています。
自分自身は、これからもいろいろと経験を重ねて視野を広げ、かつ自分の仕事の専門性を高めていきたいと思っています。上司・同僚・後輩とかわしんというフィールドで互いに刺激し合い、高め合い、支え合い、自分の得意とする何かを見つけたいと思っています。ぜひ一緒に働きましょう。