A ROUND-TABLE TALK

内定者 面接座談会 -TALK.01-

「今だから言える!
内定者のぶっちゃけ」

今だから話せる面接のリアルを内定者4人の本音トークからお伝えします。 目からウロコのヒントも。

RYUTO KINAI
ありのまま話すことが1つのテーマかも

YUYA HIGUCHI
初対面の人と話すことに慣れるのも大事

KEITA YOKOTE
面接も結局は人と人会話を重視した

MIKI TATSUTA
とにかく笑顔で明るく乗り切った

ぶっちゃけ

フォーマットのないかわしん面接
対話のなかで素の自分を表現しよう

横手

一次は3人か4人のグループ面接だったね。僕は3人グループで、1人5分くらいの持ち時間があった。

樋口

1人5分ってどういうこと?

横手

1人ずつ5分間くらい質問をされる。

樋口

そうだったの!?僕は違った。順番に質問に答えていって、1周したら次の質問になる。

辰田

私もそうだった。全員、同じじゃないんだね。

横手

5問くらい質問があって、1人目、2人目とやり取りがある。他の人が答えている間は待つ(笑)僕は3番目だったから前の2人が答えている間、ボーッとしていたら印象が悪いと思って、横を向いて「うんうん」って頷いたり反応して、聞いている感を出していた(笑)
最初に質問されたら、もう5分で終わりなんだね。

辰田

みんな同じ質問されるの?

喜内

同じ質問もあったけれど違うものもあった。そういえば面接って横の情報共有がなかなかできないから、今、初めての振り返りだね。同じ部屋で面接を受けた人とは少し話したけれど、話しかけにくいしね。二次は面接官と1対1だったね。僕は一次と二次の面接官が同じ方で。みんなどうだった?

樋口

違ったよ。

喜内

え!?かわしんはそういうやり方なのかなって思ったけれど、やっぱり戸惑って。「あれ……、落ちちゃったのかな」「消化試合なのかな」と不安な中で面接を受けた。同じ面接官ということで、話しやすさはあったけれど稀だろうね(笑)

樋口

一次面接より内面を掘った質問が多かった印象がある。

辰田

それが二次か……、記憶が曖昧になってる(笑)「前にこう答えているけれど、それはどういう思いだったの?」とか、確かにより深く質問されたね。

樋口

対話形式で質問をされるから素を出しやすいというか。自然体で聞かれたことを素直に答えることができたと思う。用意したものを答えるという感じではないよね。

辰田

確かに、自己PRとかガクチカとか用意していたことは全然聞かれなかった。でも用意したことを答えるより、そのとき思ったことを話すほうが得意だから、終わると「楽しかった」って思うことが多かった。接客のアルバイトをいくつかやってきたから、初対面の人との対話にも慣れていたからかも。

喜内

僕はガクチカをすごく聞かれた。ゼミナールのグループワークで8つの自治体に政策提言をして、2つ採用されたことをESにも書いてアピールしていたからかも。ゼミを選ぶときには特にやりたいことがなかったんだけど、就活はちゃんとやりたいという想いがあったから、就活に役立てられるかもと思って選んだ経緯もあって。やって良かったと思ってる。どんなことでも真剣に取り組むと自分の強みになるよね。

横手

僕は得意料理を聞かれた(笑)対話のなかでいろいろな質問をされたけれど、ありのままを答えてダメなら仕方ないと思ってた。本当の自分を評価してもらえる感じがしたから、ミスマッチが減ると思う。
他の企業の面接では雰囲気に呑まれる。本当はアドリブを入れて答えたくても、用意してきた答えで済ませちゃったこともあった。質問に答えても相槌すらないと、話しづらくなっちゃうよね。

樋口

そうだね。それに、定番の質問がないと不安になる一方で、回答を準備しているから「暗記してきたことを言っている」と面接官に伝わるよりは良かったのかもしれない。かわしんの面接では、回答はまとまっていなかったとしても、その場で思っていることを話せた。面接官の方が、笑顔で相槌を打ちながら聞いてくれて、話しやすい雰囲気を作ってくれていたと思う。

横手

三次面接はどうだった? 一次、二次より堅いというか空気が変わるよね。就活っぽい質問というか、ちゃんと答えないといけないなと思った。

樋口

僕も最初はちょっとビビった。けれど、回答が終わると笑顔で話を掘り下げてくれて、自然と会話が弾むように持っていってもらえた感じがした。

辰田

私はニコニコ迎えてもらえたから優しそうな面接官だなって思った。全く用意していない質問もあったから考え込んじゃったけど、笑顔で回答を待ってくれて、親戚の叔父さんと話しているような気がした。

横手

面接官を選べるわけじゃないし、本当に一期一会だよね。

樋口

面接官と学生という立場はあるけれど、「今日はどうやって来たの?」とか日常会話で和ませてくれる。金融機関というイメージのなかでは学生との距離が近い印象はあるよね。

喜内

流れ作業というか、ベルトコンベアに載せられて「面接しています」みたいな雰囲気はなかった。最終面接はどうだった?役員の方がズラッと並んでいてすごく緊張した。でも「心で負けたらいけない!」と思って笑顔で話すように努力した。最後の最後に笑顔で返答してくださって気が緩んじゃったのか、椅子を戻し忘れて部屋を出ようとしちゃって(笑)慌てて戻しに行った。

横手

緊張感あったよね。部屋が広くて声が届かない心配があったから、ハッキリとした声で論理的に回答することを意識した。これまでは「もう終わりですか?」って思っていたけれど、さすがに最終面接は「なんとか終わらせることができた」っていう感じだった。

辰田

私も最初は怖かった(笑)だからこそ、大きな声ではっきりと、「笑顔で答えなきゃ」と思って。ガクチカで後輩に手話を教えていたことを書いていたから「何か教えて」という流れになって。一気に場が和んだ。自分のペースに巻き込める武器があると良いなって感じた。

樋口

そういう強みがあると良いよね。質問が続くなかで対話形式にはなっていったけれど最後まで緊張感があて、最終面接はやっぱり特別だった。

ぶっちゃけ

面接4回、ご褒美にお土産!?
「ここがヘンだよ」かわしん面接

横手

「ここがヘンだよ」と言えば、まず面接が4回あることかな。

樋口

そうだね。他の企業は二次か三次までが多かった。僕は三次面接の前に支店訪問をして副支店長に話を聞かせてもらったんだけど、面接とか支店訪問とか、接点が増えることで得られるメリットもあるのかなって思った。自然と志望度も上がっていった気がする。

辰田

私も支店見学させてもらった。「行ってみたいです」と相談すると、スムーズに案内してもらえたのが好印象だった。

喜内

僕は正しい方法ではなかったかもしれないけれど、お客さんのフリをして本店と支店の見学に行った。本当に普段通りの様子が見られるのかなと思って。歓迎される方法ではないと思うけれど(笑)人によると思うけれど、オンラインではなく対面の面接というのはどうだった?

横手

対面のほうが僕は好きだった。移動があるからスケジュール管理はちょっと大変だけど、直接会って話したほうが、自分の雰囲気や想いは伝えやすいよね。

辰田

そうだね。自分の雰囲気もだけれど、企業側の雰囲気も掴みやすいし。

喜内

ヘンというか、面接が終わると飴をくれたよね。オリジナルの飴で、感想を聞かれるところもヘンだった?そんなコミュニケーションも楽しいけれど、ちょっと変わっているのかも(笑)

Talk theme 2 面接官も緊張するの?今だから聞けるぶっちゃけ話