私のジモト

My jimoto

育った地元、過ごした地元、
憧れた場所も今は地元。
そんなジモトの人達に信頼される存在でありたい。

With

わからないときはわからないと伝え
真摯に学んでいきたい

大倉山支店 渉外係

金ヶ江 未来 入庫3年目

Kanagae miku

対談企業 ヒロカ産業株式会社

代表取締役社長 廣瀬 裕一さま

ヒロカ産業さまは創業以来、40年を超えるお付き合いをいただいています。
お互いの第一印象から、これからに向けた目標などについてうかがいました。

「年齢に関係なく、
イーブンな関係でありたい」

廣瀬社長

第一印象はなかなか難しいんだけど、目に優しい、まさにそんな感じ。というのは、金融機関の外回りをされている方は、体格のいい男性であったり、体育会のちょっと圧の強い感じの方が多いので、印象がちょっと異なる感じなんです。そういう意味で、目に優しい。

金ヶ江

廣瀬社長はすごく落ち着いていらして、私はまだ2年目になったばかりの時に担当させていただいたので、私の能力の低さを見透かされるのではないかという大きい不安と、長年お取り引きいただいていますので、そんな大きな取引先を私が担当することにすごく緊張がありました。今でもたまに緊張します!

廣瀬社長

仕事で付き合う方々に対して、相手の年齢を私はあまり強く意識していないんです。私の息子と金ヶ江さんは同い年なんですけれど、仕事で会話をしている間に、自分の息子と比較してどうこうという目では見たことはないですね。そこはあくまでもイーブンの関係でいかないと。

金ヶ江

最初の頃、毎月1回のご集金の時に廣瀬社長と雑談する時間があり、その時に私が「集金で焦って緊張します」と言った時に、「ミスは誰にでもあることだから、気にしなくていいんだよ」とおっしゃっていただいて、それは今でも本当に励みになっています。

経営サポートの幅がぐんと広がった

廣瀬社長

今から約1年半前にに父から代表権を引き継ぎましたが、それ以前に発行していた手形、小切手の名義変更の作業が膨大にあったんです。そのために1週間に3~4回お会いする機会が1、2ヵ月くらい続いたので、その間にコミュニケーションがどんどん深くなっていきました。私の印象として強く感じたのは、ちゃんと話ができる人だということ。変な言い方になるかもしれないけれど、意外と話ができない人も多いし、ましてや金ヶ江さんの場合、お会いした当初は入庫2年目。その段階でここまできちんと話せる人はなかなかいないと思いましたね。

金ヶ江

ありがとうございます。最初はどういうお話をすればいいのかもわからなかったんですけれど、たくさんお会いしていくうちに、休日の過ごし方だったり、趣味のお話まで広がって些細なことでもお話ができるようになって、安心して話せる関係になれたかなと思います。

廣瀬社長

かわしんとお付き合いしていく中で、例えば集金であり、小切手や手形の回収といったこと以外にどんなことができるだろうという観点から、たまたまエネルギー診断のご案内や、当時流行っていた新電力のご案内などをいただいて、金融以外の商品をご紹介いただくのはありなんだなと。そこをきっかけにして、リース会社、法人のクレジットカード、社会保険労務士や生命保険のご紹介をいただいたりもしました。

金ヶ江

経営サポートの部門については、私の知識がまだまだ足りないところがございますが、廣瀬社長のご要望に合った商品をご提案する中で、サポートの幅が広がって引き出しも広くなりました。

かわしんのネットワークを活かして

廣瀬社長

私どもは創業以来、かわしんとの取引がもう40年続いておりますので、関係をより広げていく、または、つながり方を変えていきたいという思いはあります。すぐ近くにいらっしゃいますので、例えば、近隣の会社さまがどういうことをされているかというのはおうかがいすることがありますね。

金ヶ江

信用金庫として、地域のお客さまのサポートは一番やりがいのある仕事です。

廣瀬社長

一経営者として、特に小さい規模の経営者は、わりと交友関係が限定的で、個人の友人関係以上になかなか広がりにくいという問題があります。そういう点では地元密着のかわしんのネットワークの中で、いろいろな人たちとつながれたらいいなという思いは、私だけではないと思います。

金ヶ江

わかりました。

廣瀬社長

例えば、親睦会であり、セミナーであり、そういう場をたくさん設けていただくことを強く望んでおります。情報交換の場は少ないので、かわしんが音頭を取ってそういう機会をつくっていただけると嬉しいかな。

金ヶ江

何か情報交換ができる場があれば、ご紹介させていただきます。

将来を見据えて末永くサポートを

金ヶ江

工場の方に1度うかがったことがあるのですが、今後、機械の入れ替えなどがあれば、単純にご融資をするだけではなくて、補助金を用いることで、資金繰りにも影響が少ない提案をさせていただきたいと思っております。

廣瀬社長

それはいいですね。補助金の申請関係は、私どもではかなり手に余る部分があります。種類も多いし、手続きも煩雑なので、その方向性での協力はぜひお願いしたく思っております。

金ヶ江

廣瀬社長から、私が学ばせていただいた一番大きな部分は、わからないことはわからないと正直に言って、知識を学ばせていただくというところなんです。廣瀬社長からうかがったことを、ほかのお客さまにも広げていけたのがすごく大きいなと感じます。

廣瀬社長

経験値をたくさん積み上げていただいて、私からお願いするんじゃなくて「こういう話がありました」と言ってくれれば、私がその中から種を拾う。そういう関係になれたらいいと思います。

金ヶ江

「かわしんができるサポートに、こういうことがあります」と提案できるようになること、そして廣瀬社長個人の資産運用であったり、資産形成のお手伝いをできるようになるのが最終的な目標です。

かわしんに就職を検討されている皆さんへ

廣瀬社長

信用金庫の仕事はすごく地域が狭いから地味な印象があるかもしれません。でもベースになるのは人と人がつながって、そこから新しくお仕事が始まるということです。そういう意味ではエリアが狭いということは、それだけ密度が濃いということなので、そういった楽しさは必ずあると思います。

金ヶ江

就職活動中の皆さんの中には、知識量の多さや資格の取得の多さに驚かれている方もたくさんいらっしゃると思いますが、まずはお客さまとのコミュニケーションを楽しく取れるような方に入っていただき、一緒に楽しく働いていければと思っております。