KAWASHINSTORY
かわしんと
お客さまの物語
地域で挑戦を続ける企業には、
それを支え続けるパートナーがいる。
「KAWASHIN STORY」では、担当者と企業の
対話を通して、
その背景にある信頼関係や、
共に未来を描く姿を映し出します。
代表取締役 社長
渉外係
KAWASHINStory02
飛び込み訪問から
始まった関係が育てた協働
業界の独自課題に
応え続けた支援の軌跡
担当者が変わっても変わらない姿勢
積み重ねによって生まれた安心と信頼の関係
当時は、私はまだ入庫前の時期ですね。
そうですね。かわしんの担当はHさんで3人目になりますが、これまでの担当者の方々も含め、みなさん親しみやすく、人柄の良い方ばかりだと感じています。金融機関に抱いていた堅いイメージとは違い、人として向き合ってくださる印象が強いです。
私が金井教材社さまの担当になったのは、入庫して1年目の秋でした。外回りを始めて間もない頃で、初めてご挨拶に伺った際、社長が「これからよろしく」と握手してくださったことをよく覚えています。温かく迎えていただき、「お力になりたい」と強く思いました。
初めてお会いしたときから、誠実で話しやすい方だと感じていました。その印象は今も変わりません。できないことはできないと正直に伝えてくださいますし、そのうえでどう進めるべきかを一緒に考えてくれる。すぐに相談に乗っていただけますし、対応も早い。私にとっては困った時に進む方向を示してくれるような”灯台のような存在”で、頼りにしています。
担当になった当初は、私自身まだ経験が浅く、決算書を拝見しても理解が追いつかない部分が多くありました。そんな中で社長から「金融のプロとして何かアドバイスはありますか」とお声がけいただき、その言葉が大きな気づきになりました。”プロとして成長しなければならない”と強く自覚するきっかけになりました。
そうした姿勢はこちらにもよく伝わってきます。だからこそ、安心して相談できます。金融機関との取引は数字だけでなく、担当者がこちらの考えや状況を丁寧に汲み取ってくれるかどうかも重要です。その点で、Hさんは信頼して任せられます。
繁忙と入金のズレが生む資金繰りの難しさ
状況に寄り添う助言が安心感を支えた
当社はここ2・3年、事業が安定して拡大しており、その分、経営課題も次々に出てきます。人員不足や運転資金の確保、事務所の手狭さなど、様々な課題について幅広く相談させていただいています。当初、金融機関は”お金を借りる相手”というイメージを持っていましたが、実際には本当に多岐にわたる助言をいただいており、大きな支えになっています。
金井教材社さまは学校教材の販売という、私たちにとってもあまり実績の多い業種ではなく、独特の難しさを感じる部分があります。ただ、私は大学で教職課程を履修していたこともあり、教育分野にはもともと興味がありました。分からない点があれば調べたうえで対応するように心掛けています。
学校教材の販売は、春の2〜5月が繁忙期で、4月に1年の7割ほどの売上が集中します。さらに学校との取引は入金サイトが長く、通常の取引なら翌月に入金があるところを、半年ほどかかる場合もあります。一度に大きく売上が立つうえ、その資金が入ってこない期間が長いので、資金繰りの管理が非常に難しい業界です。
おっしゃる通りで、繁忙期と入金・支払いの時期が重なるため、資金が不足するタイミングが生まれやすいと感じています。ご相談への対応が少しでも遅れると間に合わないケースもありますので、社長から日々共有していただいている情報をもとに、適切なタイミングでアドバイスをお伝えするよう努めています。どのお客さまにも迅速な対応は大切ですが、特に金井教材社さまのように季節変動が大きい業種では、より綿密な支援が必要だと考えています。
私自身、経営者としてまだまだ経験が足りませんので、的確な助言を迅速にいただけるのは本当に心強いです。自分より知識のある方から学び、それを咀嚼して自分の判断に落とし込むことをいつも意識しています。Hさんからは、新しい視点をいただくことが多く、日々の運営にも良い影響があります。
決算に表れない実態を丁寧に整理
急拡大のスピードに対応した柔軟な支援
これまでのお取引の中で特に印象に残っているのは、急拡大されたタイミングでのご相談です。
あの時は、私自身も想像を超える出来事でした。学校教材の担当エリアは教材メーカーが指定するのですが、年末に急にエリア拡大の話が舞い込んできました。4月の繁忙期まで時間がほとんどなく、短期間で人員から資金まで、一気に準備を進めなければなりませんでした。大きなチャンスではありましたが、本当に時間との勝負でした。
金井教材社さまは実績が大きく伸びていますが、当時はその数字が決算書にはまだ反映されていませんでした。そのため、通常の審査だけでは判断が難しい状況でした。そこで、必要となる補足資料を社長と一緒に作成し、入金や支払いのスケジュールを丁寧に整理しながら、実態に合わせて説明できるように準備を進めました。社長が数字をしっかり管理されていたおかげで、的確に情報をまとめることができたのだと思います。
事業拡大はありがたい話なのですが、経営側としては課題も多く、一人で抱えると追いつかない部分が本当に多いです。そんな中で、Hさんのように寄り添って一緒に考えてくださる方がいるのは、とても助けられています。スピード感のある対応ができるのも、日頃から当社の状況をよく理解してくださっているからだと感じています。
ありがとうございます。実はその後、別のお客さまから似たような短期間でのご融資のご相談をいただいたのですが、金井教材社さまでの対応経験を、他のお客さまのご相談に役立てることができました。私も社長から成長のきっかけをいただいており、感謝しています。
教育現場の変化に合わせた体制づくり
中長期的な伴走で未来の基盤を整えていく
今後も事業が拡大することが予測されており、これまでのような”密度の高い営業”をどう維持するかが課題だと感じています。どの業種も人手不足は深刻ですが、学校現場は特に先生方の負担が大きく、サポートの重要性が高まっています。さらにGIGAスクール構想*のように、教育現場のデジタル化も加速しています。当社としても、従来の教材に加えて校務負担を軽減するデジタルシステムの導入支援など、より多面的なサポートが必要になってきました。そうした体制づくりについても、今後引き続きご相談させていただきたいと思っています。*:2019年に文部科学省が始めた、児童生徒一人に1台の端末と高速ネットワークを整える取り組み。
エリア拡大やデジタル教材への対応が進めば、新たな人員が必要になる場面も増えてくると思います。採用に関する情報や、活用可能な補助金・支援策については、できる限りこちらからお持ちしたいと考えています。また、人員増加に伴って事務所が手狭になる可能性もありますので、私たちとお取引のある不動産会社と連携し、必要な情報をご提供できるようにしています。
かわしんでは今、金融の枠を超えた経営サポートに力を入れています。本部と連携しながら自治体の制度を調べたり、時には市役所に直接足を運んだりして、少しでもお役に立てそうな情報を収集するよう努めています。
最近、相模原の倉庫の一角でカフェ事業を始めました。まだ立ち上げて数カ月なので、これから課題が出てくると思います。その部分でも、アドバイスをいただけるとありがたいです。
もちろんです。教材事業以外の柱を持つことは、会社としても安定につながる良い取り組みだと思います。必要に応じて専門家の派遣なども検討できますので、しっかり伴走できればと考えています。
Hさんには、普段から誠実に対応していただき感謝しています。今後もその姿勢を大切にしていただければ嬉しいです。
そのように言っていただけるのは、とても励みになります。これからも期待に応えられるよう、しっかり努めてまいります。
※職員の情報や取材内容等については取材時のものです。
かわしんとの取引が始まったのは2021年です。ちょうど事業を拡大している時期で、金融機関との関係を広げていこうと考えていたところに、飛び込みで来られたのがきっかけでした。お話を伺う中で、しっかり支援していただけそうだと感じ、取引を開始しました。